Q.仕事の流れはどんな感じ?


■ 顔 合 せ

 日程を決めてお会いします。
 お茶を飲みながら、世間話や趣味の話も交え施主様の建築に対する考え方をお伺いします。
 家族構成・建物へのご要望、建築に取り入れたい理想・予算なども教えて下さい。
 お伺いした事項がプランニングの材料となります。


■ ファーストプラン

 現地調査・法規制の確認などの事前調査をした上でプランニング作業へ入ります。
 期間は2~3週間程お時間をください
  ( A3版 数枚程度の計画案 )


■ 契 約

 プラン(計画案)を気に入っていた所で契約となります
 契約締結以降は料金が発生いたします


■ 基本設計

 計画案を基に更に打ち合わせを重ね、基本となる設計を固めていきます 


■ 実施設計

 基本設計に基づき、更に細部の検討を行い詳細図をまとめます。
 設備機器・照明器具・外構工事など工事範囲も明記していきます。 
 詳細な事項も図面に記載することにより、この先建築工事を担う施工会社さんにもれなく伝わることに なります。


■ 図面完成

 新築住宅の場合 約30~50枚程度 
 

■ 工事金額の見積りを施工業者(数社)に依頼

 施工してくださる会社を選定する作業です。
 完成図面を基に工務店・建設会社 数社に見積を依頼します。
 見積期間 - 3週間程度


■ 見積書のチェック

 提出された見積書の内容に相違がないかを見ます。
 仕様・数量などの重複や区分に間違いがないか,材料や工法が施工業者の都合の良い解釈となっていない かなどの確認をします。
 設計事務所の建築は工業生産品ではありません。
 多くの職人さんの手で創り上げていくものですですので、必ずしも金額が一番安いことが絶対条件では なく、設計の意図を理解し情熱をもって、かつ適切な金額で施工する業者を選ぶことが大切だと考えま す。


■ 建築確認 申請業務

 建築確認とは - 建築物が建築基準に関する法令等の基準に適合しているかを指定建築検査機関に確認 してもらう建築基準法上の手続きです。
 施主さんの代理人として設計士が行います。


■ 施工会社決定

 工事を請け負って下さる施工会社さんと施主さん間で契約を結ぶタイミングはここです。工事金額の支 払い条件・工期等の諸条件を明確にし締結時には設計事務所も立ち会います。


■ 工事監理という業務

 設計事務所の業務は、設計業務と監理業務に分かれており、図面が完成するまでを設計業務、
それ以降を監理業務を言います。

 では監理業務とは?
 施主さんと打ち合せを重ね完成した設計図の内容を正確に現場監督に伝え、意思の疎通を図ります。 又、現場 開始と同時に定期的に3者( 施主 現場監督 設計士 )で打合せの時間を設け手戻りが 無いよう現場を監理します。



■ 工事完成

 施工会社から建物完成の報告を受けた後、速やかに設計事務所の現場検査を行います。建物を引渡す上 で最終チェックを厳しい目でみます。


■ アフターフォロー

 工事完成後1年経過した時点で、設計事務所・施工業者立合いのもと、建物内部・外部
 全体の点検を実施します。
 
 また、その後も建物に関する事でしたら何でもご相談下さい。

2020年01月22日