- 設計料金
設計料金についてご説明いたします。
設計料ってどのくらいなのか不透明なところですよね。そもそも、設計料金には何が含まれるの？っとお感じになられるのでは？
設計料は、国土交通省により算定の基準 というものが定められていて、その内容は建物の用途や規模により異なります。
そして設計料金の内訳としては、大きく分けて設計業務と監理業務があります。
設計業務は、施主様と打合せを重ね、設計図面を作成する業務。
監理業務というのは、 施主様の立場となり、現場の検査立会や工事が図面通りに施工されているかの確認業務です。
算出の方法は、総工事費に対して設計料率をかける場合 や 建築規模に対して単価として表す場合などがあります。
上記、国土交通省HPには基準となる計算式が掲載されていますが計算式通りに算出した場合とても高額になってしまいます。
よって河野建築設計室の場合は下記のように取り決めております。
随分、難しく書きましたが弊社の場合は明瞭完結な算出方法をとっております。
この設計料をお伝えするタイミングは、ファーストプランを気に入ってくださりご契約いただける時です。
この時点でご提示できるものは、施主様に気に入って頂いた ” ファーストプラン ” と 私共の実績です。
車や建売住宅のような成果品が目の前にあるわけではありません。
ですから、いつも感じる事なのですが、少々お伝えしづらいのです。
ただ、実際にご契約いただき、図面製作が進み、１００㎡規模の住宅で５０枚を超える設計図面をお渡しした時や
工事が始まり、施主様の立場で現場監督さんや業者さんと打ち合わせを重ね住宅が完成した折には、
この設計料をご納得いただいていると自負しております。
- 住宅の場合
￥70.000.- / １坪あたり
規模やグレード 又既存建物を解体する場合や外構工事の仕様 により異なりますが目安としてこのように定めております。
住宅計画を始める段階で、建物の大きさが決まっていないケースは多いですのでその点においては、要相談という事でお願いします。
また、リノベーションに関しても、おおよその予算は新築の場合と同等となります。
一例） 100㎡ － 30.25坪 住宅の場合 - 約2,000,000 + 消費税 ～
200㎡ － 60.50坪 〃 - 約4,000,000 + 消費税 ～
こちらの設計料金をご覧になられてどの様に感じられましたでしょうか。
おそらくは、
” こんなに！？ ”
と感じられたかもしれません。
ハウスメーカーさんや工務店さんの場合は、この設計料金は別途計上さておりませんので、施主様にとっては「 余分な費用 」
と感じられる方もいらっしゃると思います。
ここで一つお伝えしたい事として、私共は工事を請け負って下さる施工業者さんを決定する段階で一社には絞らず、数社に見積もりをお願いすることにしています。
なぜなら、現在の建物の適正価格を理解することと、各社競争して頂くためです。
この工程は実に重要で、ハウスメーカーさんや工務店さんにはありません。
よって建物価格が適正になる要因であり価格が抑えられることにつながりなります。
以上のことから ” 家を建てる ” という事業を ” 設計＋建築工事 ” として捉えた場合、全体の価格は適正な価格となり、
更には全体価格を抑えられる要因となります。
設計料金に関してご理解いただけましたでしょうか。