大きな家の2階をリノベーション
瓦屋根の大きな2階建ての住宅 山梨によくみられる住宅です。
かつては、祖父母 父母 子供達 3世帯が賑やかに生活していました。
子供達が独立し、祖父母を送って、今は父母だけが暮らしています。
2人が生活するには広すぎるその住宅に、この度、息子世帯が同居することになりました。
息子様の家族構成は、夫妻 お子様 1名 の3人家族。
玄関は親世帯と共有、2階部分を息子様世帯にリノベーション。
L・D・K バス トイレ 主寝室 子供部屋 ご主人書斎 客間
とにかく広いので、すべての部屋が2Fにおさまります。
ひとたび2階に上がってしまえば、生活導線は平行移動なのでとても楽です。
世界中で ” SDGs ” が重視されています。
住宅も一世代で解体してしまう時代は終わったように感じます。
今住んでいる愛着のある住宅を、次世代に上手く繋ぐという事はとても大切であると感じています。
ひとつ屋根の下で暮らしているけれど、パーソナルな部分は分かれている。
子供を育てる上でも安心できる環境だと思います。
■ 印象的な丸い窓
階段を上り、息子様世帯の入り口にあります。
この窓は、暗くなりがちな階段エリアに明るさをもたらせてくれる意味もあります。
■ 存在感のある梁はあえて見せてみる
本来の天井は低めでした。
天井を取り払い、勾配天井に立派な梁としたら広がりのある空間になりました。