2025年4月 住宅のスタンダードが省エネ住宅になります 河野建築設計室編

過去2回の投稿
2025年4月から 住宅のスタンダードが省エネ住宅になります” 
2025年4月 住宅のスタンダードが省エネ住宅になります 一次エネルギー編
住宅のスタンダードが省エネ住宅になる概要や理由、そして一次エネルギーとの関連と、2投稿をしました。
読み返すと、ChatGPTに聞いた方がよほど分かりやすいのでは?!っと思ったりもしますが、、、お許しください(-_-;)

そして、今回は、省エネ住宅 河野建築設計室 編 を投稿したいと思います。
私共がめざす ” 省エネ住宅 ” とは?

” 風 太陽の光 自然のエネルギーをめいっぱいとりこむ住宅 ”  いわゆるパッシブ住宅です。

こんなイメージです。
弊社的には、省エネ住宅の基準となる、断熱性能・機密性能・設備機器や照明などは、もともと今回施行された省エネ基準の値をクリアしておりました。
その上で、

 ” 冷暖房に頼るだけではない快適さ ” を追求します。

時代に逆行する考え方かもしれないのですが自然の持っている力に頼りたいと思っています。
風の通り道を確保したり 冬の太陽光を積極的に居住空間に取り込んだり 
元々地球に存在する自然の持つ力を最大限に拝借し生活を送る事こそ、最高の省エネなのでは!っと考えます。

それに今、最新の設備機器も、あっという間に次のモデルが発売されます。
断熱材やサッシに関しても同じです。
そして、最新・最高ランクはお値段が高い!
そうであるならば、空間レイアウトにこそ工夫を凝らし、これから先の長いお家時間を自然の力と共に過ごしていただきたいと思います。
設計事務所の住宅のメリットはそこにあると思うからです。

1月の中旬、初めて我が家に来られた方から
” 暖かいですね 暖房は何を使われているのですか? ” っというお言葉を頂きました。
その日は、冬晴れの穏やかな日で吹き抜けのリビングには柔らかな陽が差込んでいました。
お越し頂いた時間は、11時、暖房は使っていない時間でした。
この吹き抜けリビング全体が暖かい理由は、太陽の力。


築20年が経過しておりますが太陽光の力で冬暖かいのはモチロン、風の通り道がある夏も快適に過ごせます。

自然の力を取り入れた住宅にする為には立地によるところも大きいです。
都会の住宅街では難しいかもしれませんが挑戦してみる価値はあるのではないでしょうか。